9月27日に次期カナダ連邦総督に就任するミカエル・ジャンさん(48)の人気が大幅に落ち込んでいることが明らかになった。
8月上旬に行われた調査では、59%の人々がマーチン首相の総督指名を支持したが、中旬以降の調査では38%の支持率に下がった。大手世論調査会社デシマ・リサーチ社が発表したもの。
これは、ジャン次期総督とその夫でドキュメンタリー映画作家のジャン・ダニエル・ラフォンさんの2人が、以前、ケベック州の分離独立運動を支持していたという報道が流れて以来、連邦総督にはふさわしくないと考える人々が増えたためとみられている。
この問題については、ジャンさん、ラフォンさんの両氏とも「カナダ人であることを誇りとしている」と明言し、ケベック分離独立を支持していないことを明らかにしている。
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