2007年12月16日

ハーパー首相・福田首相・ブッシュ大統領を風刺する広告が登場


 「目標はない。氷山もない。ただ地球的災害が目前に迫っている。」

 インドネシアで「気候変動枠組み条約締約国会議」バリ会議(COP13)が開催されるなか、国際政策研究NGO団体の「アバズ(「声」を意味する)」は12月14日、インドネシアの英字紙「ジャカルタ・ポスト」に、日本の福田康夫首相、アメリカのブッシュ大統領、カナダのハーパー首相の顔写真を並べ、国際合意を妨害する三大抵抗勢力を風刺する意見広告を掲載した。
 この意見広告は、三首脳が乗り込んだタイタニック号を思わせる船は、温室効果ガス排出削減目標はないので氷山もなく、何の問題もないように思えるが地球的災害がすぐそこに迫っているのだと警告し、さらに「我々はアメリカ、カナダおよび日本に対し、2020年までの排出削減目標設定の妨害をやめ、他国に対しこれ以上の譲歩を拒否するよう強く求める」「この陳情には掲載24時間前までに178か国の5万3139人が署名した」と訴えている。

posted by 高橋 幸二 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック