メイ党首は選挙事務所で言った。「今夜ここにいるみなさんは、国民に注目される変化を作りました。正しい理由のゆえに、正しいことをするために。」
メイ党首は2006年にはオンタリオ州ロンドン選挙区の補選に出馬し落選しているが、年老いた父親と暮らすためノバスコシア州に留まり、補選か次の総選挙に備えるという。
聖フランシス・ザビエル大学で政治学を教えるジム・ビッカートンは、党の基礎を築くため、メイ党首が議会の外に残るのはよいことかもしれないと語った。
「彼女は、今まで誰にもできなかったレベルにまで党を導いてきたじゃないか。私は、緑の党はこの国に定着したと思う。」
彼女は選挙期間中、化石燃料で飛ぶ飛行機を避け、鉄道で大陸を横断した。テレビ討論での彼女の元気なパフォーマンスは、党の支持率を最高で13%にまで押し上げた。投票日には、他人の母親を投票所に行かせるためベビー・シッターまで引き受けた。緑の党は議席を得られなかったものの、2006年に記録した得票率4.5%を上回る6.8%の得票を得た。
【関連する記事】