ニューブランズウィック州の小学校で、児童に国歌を歌わせるよう校長を脅迫した事件で、ブラッドリー・ホーランド被告(43)に7月23日、有罪が宣告された。刑の言い渡しは8月28日に予定されている。
裁判でホーランド被告は、国歌斉唱がいつ復活するかについて一対一で話し合ったに過ぎないと抗弁した。だがヘンリック・トニング判事は、意見の違いゆえに他の市民を脅迫する権利はないと断じた。
被害者であるエリック・ミレット元校長は、まだ判決が出ていないうちからおびただしい数の嫌がらせ電話と電子メールを受けたという。
「これは、少数派の権利擁護活動と私にとって、明確にして完全な潔白の証明である。」
また彼はいくつかの発言について、名誉毀損で訴えることを検討している。
彼は4月に校長を辞任し、今年秋にはハンプトン高校に社会科教師として赴任する予定になっている。彼が教える内容は「カナダのアイデンティティ」である。
【参考】
http://blog.so-net.ne.jp/canadian_history/2009-02-05
http://blog.so-net.ne.jp/canadian_history/2009-07-17
2009年07月24日
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