
1941年12月7日から、1973人のカナダ兵は圧倒的な日本軍を相手に戦った。空軍の援護と重火器が不足する中、戦いは始めから絶望的だった。
クリスマスの休戦までに、カナダ兵290人が戦死した。生き残った者たちも収容所で強制労働に従事させられ、4年後の終戦までに264人が死亡した。
ストックウェル・デイ国際貿易大臣はこの日、香港の戦いを戦った全てのカナダ兵の名を刻んだ花崗岩の記念碑を公開した。
「香港の戦いは、今日まで記念されることはなかった。」
彼の祖父は香港の戦いを生き残り、カナダに帰国を果たすが、長年の酷使のため帰国直後に病院で死亡している。
香港の戦いを経験した退役軍人のうち、90人だけが今も存命である。そのうちの何人かは、セレモニーに出席できるほど健康だった。