カナディアン・プレスは、2010年「今年話題の人物」に、予想通りラッセル・ウィリアムズ受刑者を選出した。
選考委員の一人で、ライアソン大学でジャーナリズムを教えるエイプリル・リンドグレンは、「彼が『今年話題の人物』に選ばれたのは、彼が偉大だからではなく、犯した悪の重大さゆえです」という異例の弁明を発表した。
その年に大きな批判を受けた人が「今年話題の人物」に選ばれることはまれで、過去に犯罪者が選ばれたことは一度しかない。クリフォード・オルソン、ポール・ベルナルド、ロバート・ピクトンらの殺人犯は、選ばれていない。
だが作家エリオット・レイトンは、それらの連続殺人犯は女王のパイロットではなかったと指摘した。
1位のウィリアムズは、選考委員の29%の票を集めた。2位は、バンクーバー・オリンピックで延長のゴールを決めカナダに金メダルをもたらしたシドニー・クロスビーの15%、3位はスティーブン・ハーパー首相の9%だった。
カナディアン・プレスは「今年話題の人物」選考にあたり、初めてYahoo! Canadaサイトでの一般投票を実施した。その結果は1位がクロスビーの21%、2位がウィリアムズの21%、3位がジャスティン・ビーバー(歌手)の14%だった。
●Vote for Canada's Newsmaker of the Year
http://ca.news.yahoo.com/vote-for-canada-s-newsmaker-of-the-year.html
2010年12月24日
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