
彼は2008年、政府がかつて先住民の児童に、親から引き離し寄宿学校での同化教育を強制した過去について謝罪した。チャールズ・ウィーゼル酋長はこれを讃え、ハーパー首相にブラックフットの言語で「チーフ・スピーカー」の名を贈った。
ハーパー首相はそれから、メディシンマンに顔にペイントを施され、頭に羽飾りをかけられた。
ハーパー首相は、レスター・ピアソン元首相とジョン・ディーフェンベーカー元首相に続き、現職総理で名誉酋長に任じられる3人目となった。なおジャン・クレチエン元首相は、首相就任前に任じられている。
ほかに名誉酋長に任じられた人物には、エイドリアン・クラークソン元総督、デビッド・スズキ博士、ピーター・ローヒード元州首相、ラルフ・クライン元州首相がいる。