在日カナダ大使館は7月21日、東日本大震災で被災した若者の留学を支援する「カナダ留学ホープ・プロジェクト」を発表した。
15歳以上30歳以下の日本国籍者で、震災で家族・家・仕事などを失った方または原発事故のため避難している方150名を対象に、往復航空運賃・1か月の語学学校授業料・旅行保険代金と、ホームステイを含むプログラムではその代金を支給する。
株式会社サマンサタバサ・ジャパンリミテッドが1500万円を寄付し、カナダ大使館と共同で設立した留学基金「カナダ留学ホープ・プロジェクト」は、以前から行っていた日加リーダーシップ基金の特別カテゴリーとして設けられたもので、復興の要となる被災地の若者に、カナダ留学を通しグローバルな視野を持ってもらい、将来世界に羽ばたく日本の希望になってもらおうと企画された。
記者会見でジョナサン・フリード駐日大使は「カナダ大使館は震災後も日本に留まり、2万5000枚の毛布を避難所へ配り、線量計を必要としている方々へ配るなどの支援を続けてきました。今回は、支援の一環として日本の再建のためこのプロジェクトを立ち上げました」とコメントした。
オンタリオ州ハミルトンで2年間留学した経験を持つ、サマンサタバサの寺田和正会長は「僕自身の希望を作ったのもカナダでした。私自身は、広島県で生まれたのですが、留学をしたことで様々な人と出会い、今までにない経験をすることができました。留学した時に、ソニーさんやトヨタさんなど日本の企業が世界で活躍しているのを見て、僕もいつか実現すると世界を目指す希望の光になりました」「サマンサタバサグループとして何ができるのか、3月11日以降ずっと考えてきました。その中で浮かんできた言葉は、希望でした。希望を感じて貰えるような支援の仕方を考えた結果このプロジェクトに行き着きました」と語った。
同社では「サマンサタバサ・チャリティキャンバスバッグ」(9450円)を発売し、売上の全てを「カナダ留学ホープ・プロジェクト」に寄付する。
2011年07月23日
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申し訳ございません。
変更後のURLは
http://www.kaplaninternational.com/jp/schools/canada/learn-english.aspx
です。
カプラン・インターナショナル・カレッジのカナダPLI(トロントとバンクーバー)がカナダ留学ホーププロジェクトの受け入れ先語学学校になりました。トロントとバンクーバーの語学学校PLIで英語コースとアコモデーションを提供します。
カプラン・インターナショナル・カレッジはアメリカのカプラン社(ワシントンポストグループ)の国際教育部門として全世界を対象に語学学校の運営とオンライン英語プログラムの提供をしています。
カプランのPLI語学学校は、Language Canadaに加盟しており、トロントとバンクーバーのシティセンターに2つの校舎があります。2校で一般英語学習プログラムから大学進学準備、ビジネス コミュニケーションデプロマ、インターンシップ等の英語+専門プログラムを提供しています。
http://www.kaplaninternational.com/jap/schools/canada/learn-english.aspx
http://www.youtube.com/user/KICjapan#p/f/0/0fq_CL3bG8s
ホーププロジェクトの奨学金を利用し、カプランの語学学校で留学できる内容は以下の通りです。
• 4週間の英語プログラム
• ホームスティ
• Guard.meによる旅行保険
• 往復航空券
合計150名の方に支給される奨学金の締め切りは2011年から2012年にかけ3回、各50名ずつに奨学金が支給されます。
• 第一回締め切り:2011年8月31日(50名)
• 第二回締め切り:2011年12月31日(50名)
• 第三回締め切り:2012年3月31日(50名)
ホーププロジェクトのお申込みと対象についてはカナダ大使館のHPをご確認下さい。選考は学校と応募者とのマッチングによって行われます。
http://www.canadainternational.gc.ca/japan-japon/study-etudie/hope-espoir.aspx?lang=jpn