2014年10月06日

ルビー・ドーラ氏、不出馬を表明

 自由党のルビー・ドーラ前下院議員は10月5日、オンタリオ州ブランプトンで記者会見を行い、次の総選挙に出馬しない意向を述べた。
 彼女はそれまで出馬の意向を示唆していたため、出馬表明するものと見ていたメディア各社は完全に意表を突かれた。彼女は記者の質問に対し、記者会見を行うと発表した後で党から立候補しないよう電話で要請されたと語ったが、後にこれを否定した。
 自由党の規則では候補者以外は党ロゴの使用を禁止されているため、ドーラ前議員の記者会見は、党名を黒く塗りつぶした多くのポスターに囲まれて行われた。

 ドーラ前議員は1993年、準ミス・インディア・カナダに選ばれている。2004年下院議員に初当選し、2011年まで務めたが、同年の総選挙で落選した。
 2009年には、フィリピン人ナニーを虐待したとする「ナニー・ゲート事件」が報じられたが、彼女はこれを政治的陰謀だとして否定した。彼女は結局、起訴されなかった。
posted by 高橋 幸二 at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 自由党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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