
相撲部屋には外国出身力士は1部屋1人の制限があるため、ブロディは外国出身力士がいない12部屋へプロフィールと自己推薦文を、大砂嵐を仲介したガニング・ジョン氏(NHK大相撲中継の副音声解説などを担当)を通じ送付した。6日夜に来日し、翌日KONISHIKI(元大関小錦)さんの紹介で、東京都墨田区の錦戸部屋を訪問。面接だけの予定だったが、まわしを持参していたためそのまま稽古に参加した。時差ぼけをものともせず汗を流す姿に、錦戸親方(元・水戸泉)が即入門を許可した。
錦戸親方は「外国出身の力士はもういいかなと思っていたけれど、会って接するとひた向きさを感じました。何と言ってもやる気がありますから。会ったのは初めてだけど、どのくらい気持ちがあるのか伝わりますよね。素直で一生懸命だし。突っ張りを覚えたら面白い。相撲協会の面接を受けて春場所の入門を目指したいですね」と話した。
ヘンダーソンは「日本で相撲をするのが目標だった。光栄です。家族のためにも自分のベストを尽くします」と興奮気味に語った。
ヘンダーソンはブリティッシュコロンビア州ビクトリア出身、身長201センチ・体重160キロ。幼少期からアメフト・ラクロス・アイスホッケー・柔道などさまざまなスポーツを経験している。15歳のときYoutubeで見た大相撲に感動し、アメフトでの大学進学も断り、角界入りを夢見て自宅で稽古を重ねた。2014年9月の第14回米国相撲オープンでは、8連覇した元幕下大翔地(モンゴル出身)を破って優勝するなど、その実力は証明済みだ。