2015年03月03日

保守党議員が進化論批判、過去には地球温暖化やワクチンも

conservative-mp-james-lunney.jpg カナダ保守党のジェームズ・ラニー下院議員(ブリティッシュコロンビア州ナナイモ=アルバーニ選挙区選出)が3月1日、ツイッターで「進化は仮説だと言って問題ない。進化を事実と言うのはやめろ」とつぶやき、リック・ニコルズ州議に同調したことが話題になっている。
 彼は2009年にも、下院で進化論を批判している。
「進化論が事実だと断言する科学者は、科学の基盤を捨てている。科学は、観察可能かつ再現可能なものの研究を通して事実と認定するものだ。種の起源は、再現することも観察することもできないので、それらは仮説のままである。進化論者は猿に自分の祖先を見出すかもしれないが、現代の多くの科学者たちは、同じ証拠の中に創造と創造主を見出す。」

 彼は2004年には下院で、自閉症の発症率が10倍に増加しているのは、ワクチン接種が原因と考えられ、調査する必要があると発言した。
 2014年には、地球温暖化に疑問を呈し「科学の定説だって?考え直せ!」とツイッターで発言し、地球温暖化に懐疑的なゲルフ大学経済学者の論文サイトにリンクを貼っている。
posted by 高橋 幸二 at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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