「ディーフェンベビー」と呼ばれ、ジョン・ジョージ・ディーフェンベーカー元首相の隠し子と噂されたジョージ・ジョン・ドライデン氏が5月1日、死去した。47歳だった。彼は過度の飲酒が原因で重篤な膵臓癌を患い、自殺に失敗して健康を損ねていた。
彼の母が生前彼に、夫ゴードン・ドライデン氏と結婚した2・3か月後に元首相と関係を持ったことや、息子に本当の父の名は「ジョン」だと明かしたという。
元首相は二度結婚したが、子供はできなかったことになっている。ドライデン氏はディーフェンベーカー家に、DNAサンプルを提供するよう呼びかけたが、誰も応じなかった。ところがプリンスアルバートに住むゲルツェン兄弟が、DNAサンプルの提供に応じた。兄弟の祖母メアリ・ローザ・ラマルシェ氏が、元首相の家政婦を務めていたとき関係を持ち、兄弟の父エド・ソーン氏を産んだのだという。DNA鑑定の結果は、両者が血縁関係にある強い疑いを示した。
【参照】 ディーフェンベーカー元首相に隠し子?
http://blog.so-net.ne.jp/canadian_history/2011-09-04
2016年05月06日
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