2016年08月25日

ハーパー前首相、政界引退か

 スティーブン・ハーパー前首相が近いうち議員を辞職し、政界から引退すると、ハフィントン・ポストが8月22日に報じた。
 2015年の総選挙で敗北した彼は、党首を辞任し一介の平議員となった。彼はそれ以来、連邦議会に思い出したように登院したかと思うと、また登院しなくなったりを繰り返してきた。彼は今の連邦議会で99回投票したが、議会では一度も発言せず、委員会でも一度も発言せず、一つの法案をも支援していない。それでも17万400ドルの給与を受け続けている。
 カナダ納税者連盟のアーロン・ウドリック理事は、ハーパー首相が行った年金改革によって、彼自身の議員年金が180万から220万ドル削減された事実を指摘し、賞賛した。
「何百万ドルもあきらめる政治家を私は知らないが、彼はそうした。それで我々は、その点において彼に大きな拍手を送ることができる。」
posted by 高橋 幸二 at 06:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 保守党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック