
プラモンドン新党首は2016年にも党首選に立候補したが、リゼ前党首に敗れた。リゼ前党首はケベック独立を強く主張しなかったが、2018年の総選挙でわずか9議席と大敗し辞任した。彼の辞任により、党内は独立論が再び優勢になり、今回党首選にも影響したようだ。
プラモンドン新党首はモントリオールの党本部で、ケベック州民の利益を否定する「イギリス植民地体制」と戦うため、自分のリーダーシップにおいてケベック党は攻勢に出ると演説した。
ケベック党はかつての二大政党で、党首は初代~第5代と第7代は首相に就任しているが、現在は定数125議席中9議席で、野党第3党となっており、都市部には議席を持っていない。
写真:右からポール・サン=ピエール・プラモンドン氏、ギ・ナンテル氏、シルバン・ゴードロノー州議、フレデリック・バスチエン氏。