
彼は、特定の団体・個人を攻撃する意図はなく、言論の自由について練習していたので、後悔していないと語った。
「私はBlack Lives Matter運動を支持している。私は彼らに敬意を表するが、私はただ、中絶された赤子のことを考えていた。」
「私は平等を尊重する。そして、女性とその選択する権利を支持する現行法が、誰にでも等しく適用されることを尊重する。宗教的価値に基づく私の見解は異なるが、それは私見だ。」
「私はカナダ市民として、憲法で保証されている言論の自由について練習した。我々の言論の自由は、少しずつ侵食されている。我が国は、中国やロシアのような国になりつつある。」
ジョー・サビカターク首相は大臣に電話し「君には2つの選択肢がある。一つは辞任すること、もう一つは罷免されることだ」と告げると、大臣は後者を選んだという。
首相は、敬意を欠いた攻撃的な言動に寛容になるつもりはないと述べた。
「そのような投稿が、準州議会議員として、また閣僚として掲示されたことに、私は大きな衝撃を受けた。それらは彼の地位だろうが、内閣閣僚の任務は週7日、1日24時間のものである。」
大臣の娘でイカルイト市会議員のマレヤ・ルカシ氏も、フェイスブックに“All Lives Matter”と書き、Black Lives Matterに類似する運動がなぜカナダ先住民にはないのかと訴えたが、後に謝罪した。
「私の真意は、イヌイットのための変革要求が高まっていないということだった。我々が直面している制度的人種差別と戦うグループやBLM運動から、何かを取ろうというものではもちろんなかった。」
ヌナブート準州では、22人の準州議会議員の全員を閣僚に任命する超然内閣を組織する。どの議員をどのポストに就けるかは首相が決めるので、首相はポストからの罷免はできるが、議員を閣僚でないことにはできない。準州議会は21日に召集されるので、そのときネッツァー氏の処遇について投票することになる。それまでネッツァー氏は無任所大臣を務め、住宅大臣はサビカターク首相が、ヌナブート北極大学担当大臣はデビッド・ジョナシー文部大臣が務める。