オトゥール氏は、ジョン・オトゥール州議の子としてモントリオールに生まれた。ロイヤル・ミリタリー・カレッジを卒業後空軍に務め、ダルハウジー大学で法学を学び弁護士となった。
2012年、オンタリオ州ダラム選挙区の補選に出馬し政界入りし、当選4回。2015年には、ハーパー内閣の退役軍人大臣を務めた。
2017年の党首選では3位に敗れたが、2020年の党首選では本命視されたマッケイ候補を破り当選した。彼は「真のブルー・トーリー」を掲げることで右派のポワリエーブル氏を不出馬に追い込み、また脱落したスローン候補やルイス候補の右派票を取り込んで最終的に勝利した。
こうして右派に担がれて当選した彼だったが、党首に就くと総選挙に勝つため、右翼的政策・発言を抑制するようになる。2021年総選挙では、自由党と変わらないような政策を掲げて敗北し、支持者を失望させた。2022年1月に発生した「フリーダム・コンボイ」では、ポワリエーブル氏ら右派議員が積極的に支持したのに対し、オトゥール党首は「彼らの話を聞きたい」として支持を明確にしなかったため、右派議員が党首の信任投票を要求し、不信任した。
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