
画面はムスリムたちが祈りを捧げているシーンを映し「ここはイエメンか?ここはシリアか?ここはイラクか?いや、ここはカナダだ。目覚めよカナダ。あなたは包囲されている。」
アミラ・エルガワビ反イスラム対策特命代表は19日、このようなメッセージは言論の自由の範疇を超え、ムスリムに脅威を与えたと語った。
「私たちのコミュニティは憎悪を向けられ、崖っぷちに晒されています。」
「ケベックモスク虐殺事件を、もう一度見たいとは思いません。」
カナダムスリム評議会は18日、トラックの広告について「純粋にイスラムフォビアだ」という声明を発表した。
トロントのオリビア・チャウ市長(中国系)は20日、人種偏見が受け容れられる場所はトロントにはないと断言した。
「トロントは、誰もが存在できる街です。シナゴーグであれ、モスクであれ、教会であれ、あるいは公園であれ、公民館であれ、祈ることは受け容れられます。」
トラックについて通報したモハマド・ファキ氏は「トロントにおいて我々がこのような馬鹿げた行為を見過ごすことはない」と語った。
動画:https://www.youtube.com/watch?v=0EySQlUVao4