2024年07月27日

最高齢アービング、五輪出場できず

 パリ・オリンピック出場選手中最高齢だったジル・アービング選手(馬術・61歳)は、愛馬ドラクロワが体調不良につき、クリス・フォン・マーテル選手とエクリプスに交代したと7月26日に発表した。アービング選手は愛馬ジェネシスとともに補欠に回る。これにより最高齢選手は、ルクセンブルク卓球代表のニー・シャーリエン(倪夏蓮)選手の61歳になる見込みである。なお五輪史上最高齢選手は、1920年に72歳で射撃に出場したオスカー・スバーン(スウェーデン)で、銀メダルを獲得し最高齢メダリストになっている。
 アービング選手は2020年の東京オリンピック出場が確実だったが、新型コロナ蔓延により1年延期になり、出場が白紙となった経緯がある。

 新型コロナに感染したため開会式を欠場し、ホテルに閉じ籠っている彼女は、健気に語った。
「次のロサンゼルスに向けて、気分良く挑戦したい。そんなことが何だって言うの?4年の歳月は、あっという間だ。」
posted by 高橋 幸二 at 12:48| Comment(0) | パリ五輪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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