2024年10月16日

自由党内にトルドー降ろしの動き

 トルドー党首に辞任を迫るべく、自由党の議員たちが密かに会合を重ねていると、複数のメディアが報じている。ショーン・ケーシー議員は15日、有権者と話すとき、いつもトルドー氏のリーダーシップが話題になると語った。
「私が受けたメッセージ、時が経つに連れますます強くなっていくのは、トルドー氏は辞めるべきだということだ。そして、私も同じ考えだ。」
「人々は、もううんざりしている。人々は、彼に見切りをつけた。そして今、人々は彼が去ることを望んでいる。」
「トルドー首相が辞任することにはリスクがある。対立的な党首選を開催することにもリスクがある。だが彼が留任するより、新しい党首を持つ方がずっとましだ。」
 彼は、議員たちが来週オタワに戻るとき、トルドー党首を引きずり降ろす試みが頂点に達するだろうと付け加えた。
 何人かの議員たちは、トルドー党首へ辞任を要求する文書に署名するよう頼まれたという。別の議員たちは、すでに20人以上の署名を集めたと語っている。だがケーシー議員は、そのような文書を見たことはなく、次善の対応として聞いただけだと証言した。
 ケン・マクドナルド議員は1月、トルドー党首に党首の信任投票を実施するよう要求した。ウェイン・ロング議員も6月、トルドー党首に辞任を呼びかけるよう自由党幹部会へ電子メールを送った。だが、政界引退を表明し将来に不安のない2人とは異なり、ケーシー議員はたとえトルドー党首が留任しても、ポワリエーブル氏を総理の座につけないため、有権者のために戦う義務があると述べた。
 ケーシー議員は7月、トルドー首相に電話で、党には新しい党首が必要だと伝えたという。
「あなたが9年間で成してきたことは、本当に変革的だった。だが有権者は、もうあなたの話を聞いていない。」
posted by 高橋 幸二 at 16:13| Comment(0) | 自由党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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