2025年01月16日

テレビ討論の出場資格を発表

 党首討論委員会は、近く実施される連邦議会選挙に関連して行われるテレビ討論の出場資格を発表した。次の3つのうち2つを満たした党の党首が、招待される。
1.総選挙が公示される日に、その党から当選した現職下院議員を有すること
2.投票日の28日前に、党が世論調査で4%以上の支持率があること
3.投票日の28日前に90%以上の選挙区に候補を擁立すること

 前回2021年のテレビ討論では、以下の3つのうち1つを満たせばよかった。
1.その党から当選した現職下院議員を有すること
2.前回総選挙で得票率4%以上だったこと
3.総選挙公示から5日以内に、政党支持率調査で4%以上を得ること
 このルールに従い、自由党・保守党・ケベック連合・新民主党・緑の党の5党首が招待された。
 人民党は前回総選挙で議席を獲得できなかったが、得票率4.9%は緑の党の2.3%を上回っており、今回が前回と同じ条件なら出演できたことになる。マクシム・ベルニエ党首は、ルール変更を批判した。
「これらの新しいルールは、ここ十年の連邦政治で力強く出て来た唯一の新党のリーダーである私だけに影響するものである。」
「もちろん、人民党はまだ資格を得ることができるが、選択肢から意図的に人民党を除外し支持率を低く操作する疑わしい世論調査に、我々はまたしても翻弄されることになる。」
posted by 高橋 幸二 at 22:24| Comment(0) | 2025年下院選 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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